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うつ病の種類は様々|自己判断はとても危険

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病気に応じた治療を受ける

うつ病は近年増加している精神疾患のひとつですが、男女を問わず、誰でも罹る可能性がある病気です。従来の病気の他に、新型うつ病や産後うつ、冬季うつなどの種類があります。従来の病気は、以前は楽しめていた趣味や娯楽に関心が無くなったり、集中力や気力が低下して仕事や家事に集中できなくなったりすることがあります。あるいはこれまでより涙もろくなる、食欲不振、不眠などの症状が見られます。うつ病の種類の中でも、午前中は気分が優れず、夕方から夜になると回復する傾向があります。新型うつ病は、うつ病の種類の中でも中高年層より比較的若い20代や30代に多い病気です。新型うつ病は、仕事に行く時は気分が優れず朝が起きられなかったり、無断欠勤などが続いたりすることも多いのですが、自分の好きなレジャーやスポーツ、旅行などは楽しめるのが特徴です。新型うつ病はうつ病の種類の中でも、職場の人や家族に甘えや怠けと感じられることが多く、周囲の理解が得にくいのが特徴です。新型うつ病の患者は気分の波に翻弄されやすく、心身共に疲弊をしていることが多いです。女性は、男性に比べると女性ホルモンの影響を受けやすく、結婚や妊娠、出産を経験する人が多く、男性に比べると病気に罹りやすい傾向があります。うつ病の種類の中には、産後うつがあります。産後うつは、出産を経験してから2週間前後に経験する人が多く、気分の落ち込みやイライラ、不眠などが見られることが多いです。産後うつは出産後半年ぐらいを経過すると、ホルモンバランスが整ってくるので、自然治癒となる場合が多いです。産後うつの症状が重い場合は、お子様の虐待につながるケースもあるため、早めに心療内科や精神、神経科を受診する必要があります。子育ては想像以上にストレスが掛かるため、姉妹や両親に子育てを手伝ってもらったり、ベビーシッターに依頼したりすることも大事です。冬季うつは、寒い時期だけ特有の症状が見られる病気です。日照時間が短くなるため、セロトニン不足などが原因といわれています。集中力や気力が減退したり、過眠や過食などが見られたりする場合もあり、体重が増加する人もいます。冬季うつを予防するためには、朝型の規則正しい生活を心掛けて、部屋は日光を入れて、明るくするなどの工夫が必要です。いくつかの種類がありますが、早めに病院やクリニックを受診することが大事です。